このブログはキッチンカーを始めたい方、キッチンカー(移動販売)を始めたけどなかなか売上が伸び悩んでいる方に実際に今もキッチンカーをやっていて実績があるオーナーが有益な情報を発信していくブログです。
この疑問を解決していきます。
① 商材選びの大切さ
② キッチンカーを購入する際の注意点
③ 営業許可書の取り方
④ 販売商品の値段の決め方
⑤ 店舗外観の重要性
キッチンカーの購入で注意すること
商材が決まったら次はキッチンカーの購入です。
キッチンカーは普通の自動車を車の中で調理できるように改造して飲食店営業の営業許可をとりキッチンカーとして登録します。
まず最初は車選びから始まります。
・軽自動車(軽トラ、軽バン)
・配達用自動車(クイックデリバリー)
・1トントラック
簡単に説明していきますね。
軽自動車(軽トラ、軽バン)
都心部で多いイメージです。
メリット
基本的に1人で営業するのがメインになります。出店料も他のキッチンカーより安い場所もあったり、車の維持費が少なく、購入費用も一番少なくて済みます。
出店場所が狭い場合も軽自動車なら出店することができます。出店場所にもよりますが、軽自動車しか出店できない場所もあります。
デメリット
車が小さいのでイベントなどでは目立ちにくく、他のキッチンカーに隠れてしまうこともあります。また、車の中も狭いのでたくさんの商材を積むことができません。天井も低いので基本的には座って営業することになりますので、腰を悪くされる方が多いです。
たくさん荷物が積めないので、忙しいときに品切れになってしまい、せっかくお客さんがいても売り切れると何もすることができません。
配達用自動車(クイックデリバリー)
キッチンカーの一番主流なのはこのクイックデリバリーです。
宅配便などで使用されている背が高い配達用の自動車を改造してキッチンカーにしてます。
メリット
軽自動車のキッチンカーよりも大きくなりますので、2人や3人で営業することができます。忙しい現場の場合1人では商品の提供が間に合わないので2人や3人で営業することで売り上げを飛躍的に上げることができます。
元々貨物配達用の車なので小回りもきき運転しやすく、車も大きいので商品もたくさん積む事ができ、商品の種類も増やすことができます。
僕、ぴえろもクイックデリバリーのキッチンカーをメインに仕事をしています。
デメリット
今は新車で買うことができないため、台数が少なくなかなか売りに出ません。売りに出ても走行距離がかなり走っている(古い)車が多く値段も高いです。
大きさ的には真ん中の大きさなので、商品の種類や商材によっては広さが足りず、販売口もあまり大きく取れません。
1トントラック
コープなどでよく見かける小型のトラックです。小型と言っても先ほどのクイックデリバリーよりも大きく、中も広いです。
メリット
トラックの荷台のボックス部分を営業用に改造するのでとても広いです。荷台を改造するので販売口も広くとれ、販売時にお客さんとの距離も近くできるので販売間口を大きくとることで売り上げも上げやすいです。
見た目もとても良く、イベントなどでも目立つので最近このトラック型のキッチンカーが増えてきています。
デメリット
1トントラックなので車が大きく、出店できない場所も多いです。また、車高も高いので運転するときに通れない道も結構あります。
購入する相場は?
キッチンカーの相場は車のタイプによって違います。一概には言えませんが
軽自動車タイプ 100~300万円
貨物配達用自動車 200~400万円
1トントラック 300万円~
と車によって値段が違います。中古を探すか新しくキッチンカーを作成するかでも金額が変わってきますが、相場はこんな感じです
キッチンカーがブームになってきてますので、僕が始めた2018年頃と比べるとどんどん値段が上がってきています。
自分でできる所をDIYすることで値段を抑えることもできます。
新しくキッチンカーをつくる?中古を探す?
と悩むかと思いますが…正直その時々や欲しい車で違います。
新しくキッチンカーをつくる
新しくキッチンカーをつくる場合は全部自分の希望通りにオーダーできるので、換気扇の位置や棚の位置、販売口の大きさや車の色など、すべて自分で決めることができます。
軽自動車なら車本体の値段も安いので、新しくキッチンカーを作る方が自分の好きなように作れます。
中古のキッチンカーを探す
中古のキッチンカーの場合はそれらを変えることはできないので、そのキッチンカーに合わせての店作りを考えなくてはいけません。
僕が持っている貨物配達用自動車(クイックデリバリー)は新しい車がないので中古でも値段が落ちません、むしろ数が少ないので金額が高い場合もあります。
まとめ
キッチンカーの種類や相場を知って、自分が考える出店方法に合ったキッチンカーを購入してください。
それぞれのメリットデメリットを考え、キッチンカーを開業し出店風景を具体的にイメージすることで欲しいキッチンカーが決まってきます。
キッチンカーを購入したら次は「キッチンカーで営業できるように準備」です。