キッチンカー開業

キッチンカーのランチは「米」で差がつく|業務用米の選び方・仕入れ・保存・原価を現役オーナーが解説

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こんにちは、岐阜でキッチンカー「飛笑朗(ぴえろ)」をやっている、ぴえろのだいちです。たこ焼き屋歴は12年(2014年〜)、キッチンカーを始めて8年(2018年〜)、いまは1.5トントラックで東海3県を回っています。

丼・カレー・弁当……キッチンカーのランチで「ごはんもの」をやるなら、毎日けっこうな量のお米を使います。じつはこの米選びと仕入れ・保存で、味も利益も地味に大きく変わります。

今回は「業務用のお米ってどう選ぶ?」「どこで買う?」「どう保存する?」を、原価の数字ごと現役オーナー目線でまとめました。ランチで米を大量に使う人の参考になればうれしいです。

この記事でわかること

  • キッチンカーのランチで「米」が利益を左右する理由
  • 業務用米(ブレンド米・複数原料米)の選び方
  • ネット通販での仕入れと、1食あたりのごはん原価
  • 虫・酸化を防ぐ保存方法と、あると便利な道具

キッチンカーのランチは「米」で差がつく

ランチで丼を100食出すと、ごはんは200g×100=20kg。カレーや弁当を足せば、1日で米を数十kg使う日もあります。これだけ量を使うと、米が1kgあたり数十円違うだけで、1日の利益がじわじわ変わってきます

しかも米は「安ければいい」わけではありません。冷めても固くなりにくい・べちゃつかない米を選ばないと、テイクアウトで時間が経ったときに味が落ちます。ランチのごはんものは、味と原価のバランスで米を選ぶのがコツです。

業務用米の選び方(ブレンド米・複数原料米)

飲食店やキッチンカーで定番なのが、複数原料米(ブレンド米)。単一銘柄(コシヒカリ等)より安く、量が安定して手に入ります。用途で選ぶのがおすすめです。

用途で選ぶ業務用米の目安

タイプ向いている用途ねらい
ブレンド米(標準)丼・カレー全般コスパ重視・安定調達
粘り控えめ・かためカレー・チャーハン・パラッと系ベチャつき防止
冷めても美味しい系弁当・のっけ弁・おにぎりテイクアウトの味キープ

まずは標準的なブレンド米を試して、自分のメニューに合わなければ「かため」「冷めても美味しい」系に寄せていく、という選び方が失敗しにくいです。


仕入れは「ネット通販」がラク(重い米を運ばなくていい)

米屋さんやスーパーで買うのもアリですが、キッチンカーは仕込みも運転も忙しい。10kg・30kgの米を玄関先まで届けてくれるネット通販は、重い米を運ばなくていいので本当にラクです。価格も比較しやすく、まとめ買いで単価を下げられます。


1食あたりのごはん原価を出しておこう

米は1kg=約6〜7合=ごはん約2.2〜2.3kgに炊き上がります。ここから1食(ごはん200g)の原価を出しておくと、値付けがブレません。

1食(ごはん200g)のお米原価の目安

米の仕入れ単価1食のごはん原価
1kg 300円約27円
1kg 400円約36円
1kg 500円約45円

「たかがお米」と思いがちですが、100食出せば1食20円の差でも1日2,000円。値付けの逆算は、原価計算の記事にまとめています。

👉 キッチンカーの値段の決め方(原価計算)はこちら

お米の保存方法(虫・酸化・夏場の対策)

大量に米を扱うと悩みが虫と酸化(味落ち)。とくに夏のキッチンカー保管は要注意です。基本は「密閉して涼しく」。

米を長持ちさせる3つの基本

  1. 密閉容器(米びつ・ライスストッカー)に移す——袋のままより虫・湿気に強い
  2. 涼しい場所、夏場は冷蔵——高温は酸化と虫の原因。可能なら冷蔵保存が理想
  3. 使う分だけ小分け+古い米から使う——先入れ先出しで鮮度をキープ


長期保存やまとめ買いをするなら、真空・脱酸素で保存すると酸化と虫をさらに抑えられます。仕込みの多いキッチンカーと相性がいいです。


鮮度で差をつけたいなら「精米」も選択肢

玄米で仕入れて使う分だけ精米すると、鮮度が段違いで味も落ちにくくなります。玄米は保存性も高いので、量を使うキッチンカーには相性が良い方法です。家庭用の精米機でも十分使えます。


炊いたごはんは「保温」でランチまでキープ

朝炊いたごはんをランチのピークまで美味しく保つには業務用の保温ジャーが必須。炊飯と保温を分けておくと、ピーク時もごはん切れが起きません。炊き方・炊飯器の選び方は別記事にまとめています。

👉 業務用ガス炊飯器の使い方・お米の量り方はこちら


まとめ:ランチの利益は「米」から作る

まとめ

  • ランチでごはんものをやるなら、米選びが味と利益を左右する
  • 業務用はブレンド米を用途(丼・カレー・弁当)で選ぶ
  • 仕入れはネット通販のまとめ買いがラクでコスパも◎
  • 保存は密閉・涼しく・先入れ先出し、長期は真空・脱酸素
  • 1食のごはん原価を出して値付けを逆算する

丼やカレーの商材としての作り方は、こちらの記事もあわせてどうぞ。

👉 キッチンカーで丼は儲かる?回転率・原価・必要機材はこちら

👉 メニュー表・看板・POPの作り方はこちら

お米は毎日使う”土台”です。ここを整えると、ランチのごはんものがぐっと安定します。参考になればうれしいです。

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