キッチンカー開業でよくある失敗とは?
キッチンカーを始めて廃業する人の多くは、同じような失敗をしています。「ぴえろ」の周りの事例や自身の経験から、よくある失敗と対策をまとめました。
💡 先人の失敗は本で先回りできます
キッチンカー開業の実用書には、この記事のような失敗例と対策が体系的にまとまっています。開業前に2〜3冊読んでおくだけで、避けられる失敗が大きく減ります。数千円で数十万円の損失を防げる、最も費用対効果の高い投資です。
失敗例10選
失敗1:出店場所を確保できなかった
車と設備を揃えたのに出店場所がなく、収入がゼロに。
対策:開業前に出店場所の見込みを確保してから車両を購入する。
失敗2:初期費用を使いすぎた
車両・設備に全財産をつぎ込み、運転資金がなくなった。
対策:最低3ヶ月分の生活費と運転資金を残す。
失敗3:メニューが多すぎた
複数メニューを揃えたが、準備が大変で品質が下がった。
対策:最初は1〜2品に絞って品質を高める。
失敗4:集客を軽視した
美味しいものを作れば売れると思い、SNSを全くやらなかった。
対策:開業前からInstagramを育てておく。
失敗5:原価計算をしていなかった
売れているのに赤字になっていた。
対策:開業前に原価率を計算して価格を設定する。
失敗6:天候に左右されすぎた
雨の日は売上がゼロになり、精神的に疲弊した。
対策:屋内イベントや企業への昼食営業も組み合わせる。
失敗7:体調管理ができなかった
個人事業主は病気でも誰も代わりがいない。
対策:所得補償保険に加入し、体調管理を徹底する。
失敗8:食中毒を出してしまった
衛生管理が甘く、食中毒を起こして営業停止になった。
対策:食材の温度管理・手洗いを徹底し、PL保険に加入する。
💡 食中毒対策は日々の除菌と温度管理から
営業停止に直結する食中毒を防ぐ第一歩は、食品まわりに使えるアルコールスプレーでの器具除菌と手指衛生の徹底です。中心温度を測れる調理用温度計とあわせて、予備を常備しておくと補充切れも防げます。
失敗9:競合の多い場所に出店した
人気イベントに出店したが、周囲に同じようなキッチンカーが多く売れなかった。
対策:出店前に競合状況を調査する。
失敗10:孤独で続けられなかった
相談できる仲間がおらず、問題を一人で抱え込んで廃業した。
対策:キッチンカーのコミュニティや協会に参加する。
失敗を防ぐ!開業前チェックリスト
ここまでの10個の失敗例は、裏を返せば「開業前に確認しておけば防げるポイント」です。ぴえろが開業相談を受けるときに必ず確認してもらっている項目をチェックリストにまとめました。車両の契約前に、一つずつ確認してみてください。
- 出店場所:週に何日営業できる見込みがあるか。候補地に問い合わせて手応えを得てから車両を購入する
- 資金:初期費用とは別に、生活費と運転資金を最低3ヶ月分残せるか
- メニュー:看板商品を1〜2品に絞れているか。原価率と販売価格を計算したか
- 集客:開業前からSNSアカウントを育て始めているか
- リスク対策:PL保険・所得補償保険の加入を検討したか。雨天時の代替営業プランはあるか
- 相談相手:困ったときに相談できる同業者やコミュニティとつながっているか
すべてにチェックが付いてから開業する必要はありませんが、「出店場所」と「資金」の2つだけは契約前に必ずクリアしてください。この2つが曖昧なまま車両を買ってしまうことが、廃業につながる失敗の大半を占めています。逆に言えば、ここさえ固めておけば、残りの失敗は営業しながら十分に立て直せます。
まとめ
これらの失敗は事前に知っておけば防げます。成功しているキッチンカー経営者の多くは、失敗から学んで改善を繰り返してきた人たちです!

