キッチンカー「飛笑朗」の内装はプロ業者に頼まずDIYで8割自分で仕上げました。業者に頼むと50〜100万円かかる内装を、DIYなら材料費10〜20万円で済ませられます。この記事では実際に使った工具・素材・工程を、ビフォーアフター写真付き(※写真は後日追加)で公開します。
1. DIYと業者委託の費用比較
| 項目 | 業者委託 | DIY |
|---|---|---|
| 内装木工(壁・棚) | 30〜50万円 | 5〜8万円 |
| 塗装・コーティング | 10〜15万円 | 1〜2万円 |
| 電気配線(コンセント等) | 15〜25万円 | ※資格必須 |
| 内装の看板・装飾 | 5〜10万円 | 5,000〜2万円 |
| 合計 | 60〜100万円 | 12〜20万円 + 電気は業者 |
※ 電気工事は第二種電気工事士の資格が必要なのでここは絶対に業者委託。それ以外はDIYで十分です。
2. 必要な工具リスト(揃えやすい基本セット)
① 電動ドリルドライバー(必須)
DIY全工程で一番使う工具。マキタまたはリョービの18Vバッテリー式が定番。キッチンカーの内装は車両鉄板に穴を開けることが多いので、パワー重視で選びます。
② ハンドタッカー(ステープラー)
壁材の取り付け、断熱材の固定、看板生地の貼り付けなどで活躍。ホームセンターで3,000円〜で購入可。
③ 木材(SPF材・2×4)
カウンター・棚・仕切りを作る基本素材。1本数百円〜で加工もしやすい。ホームセンターでカットサービスを使えば工具不要。
④ 水性塗料
室内用の水性塗料を選ぶのが鉄則(油性は臭いと換気が大変)。食品衛生上も水性が安心。
3. DIYの工程(7日間プラン)
- Day 1-2:設計・採寸(車両内部を方眼紙に起こし、棚・カウンターの配置を決める)
- Day 3:材料購入・カット依頼(ホームセンターで発注、そのまま搬入)
- Day 4:骨組み組み立て(電動ドライバーでカウンター・棚の骨を組む)
- Day 5:塗装(水性塗料で仕上げ、半日乾燥)
- Day 6:取付・設置(車両内に固定、金具でしっかり固定)
- Day 7:装飾・仕上げ(看板、メニュー板、調味料ラックを追加)
4. DIYで失敗しないコツ
⚠️ よくある失敗: ネジが振動で緩む。キッチンカーは走行中の揺れでネジが外れやすいので、必ず緩み止めナットまたはネジロック剤を使う。棚のビスも想定より一段太いサイズを選ぶのが正解。
保健所検査で見られる内装ポイント(DIYでも通るコツ)
DIY内装で意外と見落としがちなのが、営業許可の検査で保健所がチェックするポイントです。僕も1回目の事前相談で図面を直された経験があるので、作り始める前に押さえておいてください。
- 壁・床は掃除しやすい仕上げに:合板むき出しはNGと言われることが多いです。水性塗料でしっかり塗るか、床はクッションフロアを貼ると一発で通りやすくなります。
- 食品や器具の収納は「扉付き」:DIYで作った棚も、ホコリが入らないよう扉や引き戸を求められる自治体が多いです。蝶番と薄ベニヤで簡単に自作できます。
- シンクまわりの防水:水はねする部分はコーキングで隙間を埋めておくと指摘されにくいです。
- 運転席と調理スペースの区画:仕切りが必要かは自治体差が大きいので、必ず事前確認を。
おすすめは、方眼紙に起こした設計図を持って着工前に保健所へ相談に行くこと。口頭で「この素材で大丈夫ですか」と確認しておけば、作り直しの手戻りがゼロになります。僕の地域では相談は無料でした。
内装DIYのよくある質問
Q1. 製作期間はどのくらい見ておけばいいですか?
本文の工程は7日間プランですが、実際は塗料の乾燥待ちや材料の買い足しが入るので、週末DIYなら2〜3週間が現実的です。開業予定日から逆算して、1ヶ月前には着工しておくと余裕が持てます。
Q2. 内装が完成したら次にやることは?
まず30分ほど試走して、ネジの増し締めと棚の固定を再チェックしてください。走行の振動チェックが済んだらいよいよ出店デビューです。最初の出店先の探し方はキッチンカーのイベント出店ガイドで詳しく解説しています。
5. 業者に頼むべき領域
DIYでいけない部分は以下3つ。ここは素直にプロに頼むのが事故防止になります。
- 電気配線(第二種電気工事士の資格必須)
- ガス配管(ガス資格と取扱講習必須)
- シンク・給排水の貫通穴(車両防水加工ノウハウ必須)
